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ポケモンについていろいろ書くと思われる。

【SV S2 最高4位最終爆死】ヤドリドリ構築 〜 変な鳥が最強な件。

 

前置き

どうも、きちと申します。

今回は、ポケモンSVランクマッチシーズン2にて、最高4位を達成したので記事を書かせていただきます。最終は溶かしまくりました。(最終日開始時点では100位前後だったのですが…)

SDで対戦自体には触れていたのですが、実機でランクマをやるのは剣盾初期以来久しぶりでした。最終日前に記事を書いたせいで最終日は散々でしたが、一応先にいいところまでいけたのでよかったです。

個体紹介

  • ドラパルト

性格:おくびょう

特性:すりぬけ

持ち物:いのちのたま

テラスタイプ:かくとう

調整:H180 C244 S124

実数値:181-x-95-151-95-195

技:りゅうせいぐん シャドーボール だいもんじ テラバースト

性格:ようき

特性:すなおこし

持ち物:いかさまダイス

テラスタイプ:じめん

調整:A252 D4 S252

実数値:175-186-130-x-121-124

技:ロックブラスト じしん ちょうはつ りゅうのまい

  • コノヨザル

性格:わんぱく

特性:まけんき

持ち物:でんきだま

テラスタイプ:はがね

調整:H252 A4 B100 D108 S44

実数値:217-136-124-x-124-44

技:ふんどのこぶし ドレインパンチ なげつける ステルスロック

  • ヤドラン

性格:ひかえめ

特性:さいせいりょく

持ち物:こだわりメガネ

テラスタイプ:ノーマル

調整:H244 C252 D12

実数値:201-x-130-167-102-50

技:ハイドロポンプ サイコショック れいとうビーム トリック

  • ドドゲザン

性格:いじっぱり

特性:そうだいしょう

持ち物:ヨプのみ

テラスタイプ:あく

調整:H252 A252 D4

実数値:207-205-140-x-106-70

技:アイアンヘッド ドゲザン ふいうち ハサミギロチン

性格:ずぶとい

特性:おどりこ

持ち物:たべのこし

テラスタイプ:フェアリー

調整:H244 B236 C4 D12 S12

実数値:181-x-132-119-92-115

技:めざめるダンス ちょうはつ はねやすめ ちょうのまい

 

構築経緯

まず、前期2位の方がデカヌチャンとキラフロルの並びを使っていたので、それを参考に、デカヌチャン、キラフロル、サザンドラカイリュー、ドドゲザン、オドリドリという並びを組んだ。オドリドリは羽根で粘る関係上、どくびしと相性がいいのではと思い半信半疑で採用した。

しかし、思いのほかオドリドリが強かったこと、ラウドボーンやミミッキュが重かったことがあり、カイリューを解雇してミミッキュとラウドボーンに強く出れる積みアタッカーとしてバンギラスを採用した。さらに、身代わりサザンが重かったので、サザンドラを解雇し、すりぬけで貫通できる眼鏡ドラパルトを採用した。

この時点でかなり勝てたのだが、シーズン終盤になるにつれて、デカヌチャン、キラフロルが対策されすぎていて、どちらも出しにくいという場合がほとんどで、デカヌチャンのはたきをギガハンマーにしたり、キラフロルのキラースピンを置き土産にしたりなど思慮を巡らせたが、最終的に解雇することにした。

そこで、重かった初手のコノヨザル、ガブリアスバンバドロクレベース入りの受けループ、マリルリ、イルカマン辺りに強く出れるポケモンとして、ロトムとかブロスターとかいろいろ試したが結果、ドラパを珠に変え、ヤドランを使ってみることにした。そして、バンギとオドリドリが1舞で抜けないマスカーニャとドラパルトが重いこと、ハラバリーのようなアシッドボム持ちが辛いこと、ステロを巻きたいことを考え、コノヨザルを採用した。

以上が構築経緯である。

 

個体解説

ここからは各個体ごとに使用感や調整意図などを解説していく。

  • ドラパルト

・選出率3位

・調整意図

HB:格闘テラス状態で黒い眼鏡あくテラス総大将1.2ドドゲザンのドゲザン+ふいうち耐え

C:なるべく高く

S:準速ドラパ抜き

・解説

元々眼鏡で運用していたので、珠にしてから強いな〜という点と、火力足りないな〜という点がどちらもあった。すりぬけで相手の身代わりを貫通できるので、身代わりが軸になっている戦術相手に滅法強かった。テラスタル格闘はドドゲザン意識だが、格闘の一貫がある場合で裏にテラスを切らない場合、かなり切りやすいタイプだなと感じた。フェアリーテラスドドゲザンに返り討ちにされるのが難点。最速ではないのだがドラパルトミラーでほぼ上を取れたこと、耐久力が、セグレイブの鉢巻礫やガブの鉢巻じしんなんかを大体耐えれるラインであったことから、CSで使っていた時よりも圧倒的に使いやすかった。使い方としては、ロトムやセグレイブが初手できそうなパーティーに対して上から負荷をかけていくなど。とにかく相手に負荷をかけれるので、裏できついポケモンを先に削れることが多く非常に出しやすいポケモンだと思った。

・選出率5位

・調整意図

えーえすぶっぱ

・解説

ロクブラでカイリューマルスケや、ミミッキュの皮、その他タスキポケモンなどを貫通することができて非常に優秀。ゲンガー対面で、1ターン目相手みちづれ、こっちりゅうのまい、2ターン目で相手アンコール、こっち挑発といった動きをすることで、何もさせずに起点にできることがあったり(きあいだまもいるのでテラスは切る)、ラウドボーにおにび、あくび、なまけるを打てなくさせれるのでテラス切られても殴り勝てたり、カイリューのアンコールなども防げたので挑発も非常に刺さっていた。ステロ混みテラス1舞地震でセグレイブワンパンできたりするのもよかった。相手が電磁波を押すところに地面テラスが刺さったり、他のテラスと違って自分が砂ダメを喰らわないので扱いやすかった。ただ、難点としては、水の一貫が切れないこと、思いのほか耐久力がないこと、ロクブラが当たらないこと、マスカーニャ抜けないこと、などいろいろ問題はあった。ドドゲザンのふいうちが痛すぎる。ただ、オドリドリの相方として、オドリドリが出せないパーティ相手に出しやすいという場合が多かったので、構築としてはかなりピッタリのポケモンだったと思う。

  • コノヨザル

・選出率6位

・調整意図

B:なるべく高く

HD:ひかえめ眼鏡ドラパのシャドボ耐え

S:前期一位のサーフゴー抜き

・解説

最後に入ってきたポケモン。投げつけるでサーフゴーやドラパルトを麻痺させたり、ドレパンでドドゲザンやキョジオーンを殴ったり、やるきに見せかけて相手の選出を抑制したり。決して弱いわけではないがあまりしっくり来ていない枠ではある。マスカーニャ相手にでんきだま叩かれるのが非常に美味しくない。そして、カイリューの起点になりがちでもある。ふんどのこぶしという技が、効果を発揮すれば強いのだが、相手から全くなぐってもらえない状況を作ってしまう。ちょうはつやのろいを入れてもよかったのだが、ステロとドレパンは切れないと考えこうなった。ただ、環境にはB振りコノヨザルはあまりいないが、恩恵を受けれる場面は多かったと感じている。終盤ではゴーストテラスドラパルトにワンパンされるみたいなことがちょくちょくあったが、裏のバンギで起点にできるのでよかった。

  • ヤドラン

・選出率4位

・調整意図

H:奇数

C:ぶっぱ

・解説

本構築の大穴ポケモン。眼鏡があまり警戒されないので、挑発とか打たれがちだったが、サイコショックでH振りコノヨザル確1、ハイドロポンプで無振サーフゴー9割程度だったりと、かなり負荷をかけれた。また、れいビのおかげでガブにも強く、水技読みで出てくるドラパやサザンを吹き飛ばしたりもできた。トリックは受けルあるいはカイリューなどに打った(アンコールされるとトリック意味なくなるから注意)。遅いこだわりトリックなのでそこまで打つ機会はなかったが、刺さる時は刺さるのでよかった。再生力という特性のおかげで、高火力で殴りつつサイクルを回しても全く疲弊しないので、初手から詰めまで全部使える有能ポケモン。ノーマルテラスを切ることでこだわりサーフゴー、ドラパルトに対処したりなどもできた。また、この構築は眼鏡以外のガモスはなんとかなるのだが、眼鏡ガモスがオドリドリで起点にできなかったのだが、初手ガモスヤドラン対面は必ずさざめきが飛んでくるので、さざめきでこだわったガモスなら起点にできたため、その動きも強かった。イルカマンなども対策しにくかったが、割と有利に出れるので全体的に構築と相性が良く、しっかりやれるポケモンだと感じた。さいきょうレイドではちやほやされてるのに他に使っている人を見なかったが、正直使い得だった。

  • ドドゲザン

・選出率1位

・調整意図

えいちえーぶっぱ

・解説

特に何もいうことがなく強いポケモン。環境にはチョッキなどが多いが、チョッキではサフゴの気合い玉を耐えないので、個人的には微妙だと感じたのでヨプにした。マスカーニャのけたぐりや、ミミッキュのドレパン、マリルリのばかぢから、あとはクエスパトラ、ハカドッグの格闘テラバなんかを耐えて返り討ちにできる。相手はテラスなければ格闘技で倒せるだろと思ってたりするので、めちゃくちゃ刺さった。シンプルに総大将とふいうちでの詰め性能の高さと、優秀な耐性、そしてハサミギロチンでヘイラッシャ辺りにワンチャン狙えるのもよい(もちろん他の処理ルートも用意するが)。ギロチンを3回や4回の内で当てれば勝てるみたいな試合も多かったので、困った時はこれに頼ることができた。Dに4振りしているが、ドドゲザンミラーで必ず下をとっていたので、ミラーは強くない。だがS4振りじゃ大して変わらなそうなのと、上をとってもけたぐり持ちはギロチン当てないと勝てないのであんまり関係ないかもしれない。

・選出率2位

・調整意図

HB:なるべく高く

B:11n

S:いわゆる大体のカイリュー抜き(抜けないことも多々あった)

・解説

今回のMVP、最強のよくわからん鳥。HBに振ることで絶妙な耐久力を発揮してくれる。マスカーニャとかガブとか総大将発動前のゲザンとか、ぎりぎり食べ残し込みで受かるみたいな感じだった。特殊方面は上から殴られるときついが、積んでいれば羽根で受けられるため、受けつつ積んで最終的に殴るという動きで大体のパーティーを崩壊させることができる。スカーフトリックが嫌なので、後出しでサーフゴーが出てきたらドドゲザンに引いてトリックさせた後に起点にしたりとかもできた。ちょうはつでブラッキーのあくびやバンバドロの吠える、その他積み技、みちづれ、アンコール、諸々防げるので非常に相性がいい。ワンウェポンで一見地面に打点がないように見えるが、テラスタルを切ればめざめるダンスのタイプが変わるという仕様のおかげで、タイミング良くテラスタルを切ることで電気フェアリーの技範囲を一致で打てるという、今作で使ってこその性能をしている。(Twitter上ではこの仕様評価低かったが、ぼくはこれのおかげで救われてると感じた。)ガブリアス対面などで、相手のドラゴンテールを防ぐためにテラスタルをするか、アイアンヘッド警戒でしないかなどが難しいが、先にドラパルトを出すことで、ガブが高確率でテラスタルを切る、あるいは地面技、竜技でこだわってくれるので、状況に応じて対処できるテクニカルなポケモンで、使っていてめっちゃ楽しかった。急所だけが怖いが、それ以外においては割となんでもありだった。羽根をとにかく打ちまくるポケモンなので、PPは絶対増やさなきゃダメ。ヘイラッシャ対面で、ゆきなだれorウェーブタックル読み羽根を打つか、じしん読みで殴るか、あくびよみで挑発を打つかの択が生まれるのが若干面倒だったかも。誰もこの変な鳥の強さに気づいていなかったので、良い結果を残せてよかったと感じている。

 

基本選出

ドラパorヤドランorコノヨ+バンギorオドリドリ+ドドゲザン

あるいは

ドラパ+ヤドラン+バンギorオドリドリ

みたいな出し方が基本だった。

しかし、ドヒドイデ入り(メンタルハーブを先に消費させる必要がある)やラウドボーンヘイラッシャ両採用かつドラパが出しにくいパーティなどには、バンギとオドリドリをどちらも出す場合もあった。

ヤドランが入ったことで選出の幅が広がった。

 

レンタルパーティー

来シーズンからはルールが変わるので使う機会はないかもしれないが、最終日は2/1で本記事投稿時点からは少しだけ時間があるので、気になった方は使ってみてください。

 

 

戦績

最高順位

おわりに

ここまで読んで頂きありがとうございました。ここまで良い結果が出せたのは初めてなので本当によかったです。

思ったことなどあれば気軽にTwitterにてご意見、ご質問お待ちしております。

 

ここからは宣伝です。

ぼくはボカロPとして活動しているので、ぜひ曲を聴きにきてください。

ボカコレというイベントでも新曲を投稿する予定なのでぜひ。

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